ビーチコーミング:想像の旅
いつ何処からか海へ出て、長い年月波に揺られながら海岸へ辿り着く、柔らかい丸みを帯びた磨りガラス。
『人魚のかけら』という名前がぴったりなピーチグラスと初めて出会ったのは、私が幼い頃、家族で海へ遊びに行った時のことです。
砂浜で、太陽の光を浴びてキラキラ輝くビーチグラスは、本当に宝石のように見えました。
ビーチグラスが、何度も何度も波に揺られながら海岸へ辿り着いたことを知ったのは、海で集めたビーチグラスを使ってクラフト作品をつくるようになってからです。
ビーチグラスが、自然の製法で美しい磨りガラスになることを知った頃、海岸に落ちている漂着物を拾ったり海と触れ合う遊びが『Beachcombing(ビーチコーミング)』と呼ばれることも知りました。
それから、ビーチグラスを集めるだけでなく、浜辺で見つけた不思議な漂着物を調べたり、何処から来たか想像したりするようになりました。
漂着物と語り合いながらビーチコーミングをしていると、この浜辺へ辿り着いた漂着物のひとつひとつに、ここに至るまでの長い旅物語があることを感じます。
皆さんも、広大な海を眺めながら波や風の音をBGMにして、偶然ここに辿り着いた漂着物たちの長い旅物語を、想像してみてはいかがでしょうか。


